地球の自然破壊がものすごい勢いですすみ、資本主義が世界を席巻し、物質に対する価値を求め、欲望をふくらまし続けてきた現代人。そのために、地球がどれだけのダメージを受けていることか、気づいていながら、手をこまねいているだけです。
地球が復活するには、膨大なエネルギーが必要です。でも、そのエネルギーを生み出すのは、これからの私たちの考え方、選択肢なのだそうです。
私の参加している勉強会で、こんなことを学びました。
「地球の自然破壊を人ひとりの考え方でコントロールするなんて、できるわけないじゃん」
と思うかもしれませんね。
私もついさっきまで、そう思っていました。
でも、想いは想念となり、実現するためのエネルギーを生み出します。これは、マヤカシでも何でもなく、量子物理学です。れっきとしたサイエンスです。そして、そのエネルギーを私たち人間は一人一人持っています。
今の地球の、日本の、自分の周りの状態は自分たちの想念が生み出したものなのです。
そう考えて物事に取り組むと、心構えが変わります。
では、今日、私が勉強したことを報告します。
ひとつはTPPのこと。
TPPとは、
環太平洋戦略的経済連携協定(
ウィキペディア:TPP)といって、太平洋を囲むアジア、北南米、豪、ニュージーランドなどが参加検討をしている協定です。
ところが、この協定には、インドや中国は加盟しようともしていません。
この協定に、平等性を感じていないからだと言われています。
TPPは一度加盟したら、脱退することのできない協定で、日本は加盟への道を進んでいますが、加盟してしまったら、どんな風になるのでしょうか。
TPPは貿易の自由化が強調されて、まるで、加盟することで、日本が有利になるように報道されていますが、
NFTA(北米自由貿易協定)というカナダ、米国、メキシコの類似した協定をお手本にみると、これが、全くそんな風に機能するものではなくなるのだということがわかります。
カナダの地場産業、地元企業はNAFTA加盟後、国内の企業がどんどんと少なくなっていきました。米国の企業に吸収されていったからです。メキシコも、それまでは、トウモロコシの生産量が多く、自給率も高かったのに、NFTA加入後、自由化により、米国から廉価なトウモロコシが流入してきたため、自国での生産率が60%にも落ちてしまいました。そして、自国でまかなえていた穀物を米国に頼るようになったため、今度はそれをカタに政治的決断のカードとして使われるようになったのです。
この前例を見ると、日本がTPPに加盟したら、自国の優良企業がどんどん米国企業に吸収され、これまでの自給率をさらに下回る農業自給率となり、さらに食糧難が訪れ、それを外交カードに使われてしまいます。
自由化とは、一件、ありがたいように聞こえますが、結局は、大手企業だけがおいしい思いをし、一般の人々は搾取され続け、なのに、給料はあがらず、そうすると、国の予算も萎縮し、さらに国は貧乏になり……と、一般人にとっては、どんどん不自由になるための布石なのです。
駆け足の説明で、説明不足の点もあると思います。
これらのTPPについての説明は、こちらをどうぞ。
サルでもわかるTPPhttp://luna-organic.org/tpp/tpp-1-1.html「じゃあ、どうすればいいの?私たちは指を加えて手をこまねいているしかないの?」
と、思いますよね?
だから、これらは選択の時代なのです。
地球はまだ生きています。
自然破壊の勢いも衰えていませんが、今回の福島原発を境に、世界中で、「もう、原発はいらない」という意識が広がりました。負の出来事だと思っていた福島原発からでも、プラスの材料はあったのです。
日本でも、各地で「原発いらない」とシュプレヒコールがあがりました。
そして、これから、もっと地球を大切にしていこうという意識を一人一人が持ち、土壌や水を大切にしていくと、微生物たちが、生態系のバランスをとるのを手伝ってくれます。そうすると、地球全体の大気や水のバランスが中性になり、地球は徐々に健康を取り戻すことができるようになります。
この期間を長く長くするのか、今でも重い病気のこの地球をさらに瀕死の状態までもっていくのか、それとも、一刻も早く回復へ向かわせるのかは、私たち一人一人の意識も関わっているのだというのです。
最初に言った、想いのエネルギーが地球を癒し、健康にするのです。
不思議な話ですね。
でも、私は信じて、実行し続けたいと思っています。
私たち、一人一人は、光の存在で、自分の考え方、意識の持ち方一つで周りを明るく照らすことだってできるのです。この理論はわかりますよね?
家族で、お母さんが明るいと、家全体が明るくなります。
学校でも、社会でも、誰か、明るい人がいると、その場全体の雰囲気が明るくなります。
そういう存在に、誰もがなることができるのです。
想いのエネルギー、地球を癒すことについては、こちらにもっと詳しくあります。
地球家族2020http://chikyukazoku2020w.com/