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店頭の魚介類にベクレル表示を

311直後から積極的に計測活動をして、政府発表に疑問を投げかけ続けていた環境団体グリーンピース。
独自に放射線調査を進めています。
これで6回目となる海洋調査が発表されています。


第9回目放射線調査

記事 - 2012-05-29

2012年5月に日本海側の新潟県および山形県河口付近で行った海洋調査の結果です。

第9回目調査
日本海側の新潟県および山形県河口付近で行った海洋調査

http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/monitoring/9th/

日本海側はまだ大丈夫のようですが、大飯原発が再稼働して、何かあれば、いつでも数値として現れます。
また、過去の数値を見ていると、福島第一よりむしろ遠い位置でとれた魚から、より高い放射性物質が検出されています。これは、福島第一から流れ出した放射性物質が今では広い範囲に拡散してしまったことがうかがえます。
すでにもう、福島から遠ければ大丈夫、では、ないのです。
これからは、ベクレル表示もしてもらわないと、魚介類を安心して買うことができなくなってしまいました。


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とうとう、大型魚からも放射性物質が検出

遅かれ早かれいつかは聞くことになるニュースだと思っていましたので、やはり、という感じです。日本は魚介類の消費量が多いですし、商業者への配慮もあってか、オープンにしたがらないニュースだと思っていたら、やはり、海外から先に報道されました。


<セシウム>米のクロマグロから検出 福島沖から回遊か

毎日新聞 5月29日(火)4時0分配信

 東京電力福島第1原発事故で流出した放射性セシウムが、米カリフォルニア沖で捕獲されたクロマグロから検出されていたことが、米スタンフォード大のチームの調査で分かった。「放射性物質が海洋生物に取り込まれて広がっている証拠」と指摘している。29日付の米国科学アカデミー紀要に発表した。

 チームは昨年8月、カリフォルニア沖でクロマグロを捕獲し、放射性セシウムの濃度を調べた。その結果、15匹のクロマグロで1キロ当たり最大10.3ベクレル、最小でも同2.9ベクレルだった。半減期が約2年と短いセシウム134が検出されたことから、福島由来と断定。日本政府が定める食品中の放射性物質濃度(1キロあたり100ベクレル以下)より低いが、事故前の濃度の10倍以上だった。

 クロマグロは太平洋を回遊する大型魚類だが、黒潮に乗って成長しながら米西海岸まで達する場合もある。チームは、捕獲したクロマグロは事故後、福島県沖で餌を通して放射性物質を取り込んだ後、米沿岸に達したとみており、「日本近海に生息して広範囲に移動するカメ、サメ、海鳥などが放射性セシウムを拡散させるかもしれない」と指摘する。【神保圭作】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120529-00000015-mai-soci


もともと、クロマグロは絶滅の危機が叫ばれていた種だったので、私個人としては、「これで彼らは絶滅の危機を逃れられるようになったかもしれない」という思いもありますが、放射能に汚染されなければ絶滅回避ができなかったという事態って、一体どうなんでしょう。

今回の放射能の問題は、私たち人間が自然を大切にせずに、自分達にやりたい放題やってきたことへのしっぺ返しの一つなのではないかと感じています。

ここでは、サメやカメについても触れていますが、近い将来、大型のイルカやクジラ種からも、セシウムなどの放射性物質が検出されるでしょう。

これから、私たちが食べられるものがどんどんと食卓から消えていくことになるでしょうが、その種は、実は私たちに人間が生んだものだということを忘れず、自然と共生していく方向に向かっていきたいものです。



海の魚、セシウム濃度の違いなぜ? エサと生息環境が影響か

海の魚、セシウム濃度の違いなぜ? エサと生息環境が影響か
2012.5.19 21:06 (1/2ページ)[放射能漏れ]

 東京電力福島第1原発事故から1年以上が経過。放射性物質を含んだ汚染水の新たな流出は限定的とされているが、海は有効な除染技術が確立されているとは言えず、海の汚染状況についてはいまだ見えないところも多い。これまでの検査では、放射性セシウムの濃度が低くなった海水魚がある一方、4月から適用された食品中の放射性セシウムの新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超え、出荷停止の指示を受ける海水魚も相次いでいる。こうした濃度の差はなぜ起こるのか。(油原聡子)

 茨城県は18日、約1年にわたり、出荷販売の自粛を要請していた県央部海域のコウナゴ(イカナゴの稚魚)について、自粛を解除したと発表した。検査した結果、最大で6・7ベクレルだったという。

 同県では、昨年4月に北茨城市沖で採取したコウナゴから当時の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る526ベクレルを検出。今年も漁期を迎えたため、各海域で検査を実施しており、すでに北部海域は4月17日に自粛を解除している。

 残る南部海域でも、検査で安全が確認されれば順次解除する方針だ。

 水産庁の担当者は「コウナゴは海の表層に生息する魚。放射性物質は時間とともに、下の泥に吸着するため、表層の海水の濃度が薄まったのが影響しているのではないか」と話す。ほかにマイワシなど表層の魚は低下傾向にあるという。

 一方で、放射性物質の濃度が低下傾向にない海水魚もある。4月以降、新基準値を上回り、政府の出荷停止の指示を受けたのは、宮城や茨城のスズキ、茨城のヒラメやシロメバルなど。5月以降も、岩手や宮城のマダラなどが出荷停止となった。

 放射線医学総合研究所の青野辰雄調査役(放射生態学)は「水産庁の調査結果を見ると、放射性セシウム濃度が低下する傾向にない魚類は、原発に近い福島、茨城や宮城周辺の海域のスズキやヒラメ。海中には放射性セシウムが堆積しやすい場所がある」と話す。

 日本近海は、かつての核実験などの影響で、もともと海水や海底土中に微量の放射性セシウムが含まれている。原発周辺海域の現在の放射性セシウム濃度は事故直後に比べ低下したが、海水で1リットル当たり数ミリベクレルから数十ミリベクレル、海底土で1キロ当たり数ベクレルから数百ベクレルと、事故前と比較すると数倍から数百倍になった。魚の餌となるプランクトンなどからも放射性セシウムが検出されているという。

 水産総合研究センターの森永健司・研究開発コーディネーターは、魚の放射性物質の濃度について「浅い所の底に比較的定着する魚や、魚食の魚のほうが高い傾向にある。また、汚染されていない遠くまで回遊するような魚は低い」と説明する。

 さらに、「スズキは、川の水と海の水が混ざる所で餌をとるため、分布域が汚染の高い所と重なっているのではないか」と指摘。「ヒラメは海の底に生息し、上を通った魚を食べるので高くなるのではないか」と話している。

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120519/trd12051921070016-n1.htm

図解
http://sankei.jp.msn.com/life/photos/120519/trd12051921070016-p1.htm

福島で基準値超え水産物多く

福島で基準値超え水産物多く

2012.5.19 21:08 [放射能漏れ]

 4月に食品中の放射性セシウムの新基準値が適用されて以降、5月17日までに全国の自治体などから計2万3657件の検査結果が厚生労働省に報告され、うち622件が新基準値を超過している。いずれも野菜や魚などの一般食品(同100ベクレル)だった。

 検査結果を食品群別で見ると、基準値超えが最も多いのは農産物で370件。水産物は245件だった。

 都道府県別では福島が最も多く、検査した3601件のうち256件が超過した。水産物は707件を検査し、約25%にあたる175件が超過。ヒラメやマコガレイなど35種に及ぶ。一方、農産物は、1558件検査して、超過は約5%の80件だった。

 福島、宮城、岩手の被災3県では、農産物計2168件を検査し、超過は253件で約12%。一方、水産物は、計1186件を検査し約17%にあたる196件が超過した。

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120519/trd12051921080017-n1.htm

きっこの日記で5年前に掲載された「水銀イルカにご用心」

人気のブロガーのきっこさんが、5年も前にイルカ漁の話題を取り上げていることを、非常に遅ればせながら、今日、偶然見つけました。

きっこの日記
2007.09.07
水銀イルカにご用心

http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/09/post_731f.html

ここには、イルカ肉に基準値を大幅に超える多量の水銀やPCBが含まれていること、そのイルカ肉が実は供給量が圧倒的に需要を上回っていて、余った分を学校給食に充てていること、イルカをエンターテイメント施設で捕獲、飼育することについてなど、あらゆる角度が網羅されています。

ここでも、いかに人間が自然界の中で「悪」的存在かを感じさせられてしまうのだけれども、何も知らない人達が多いのも問題の一因だと思う。なので、できるだけ情報を広めていくこと、そして情報を受けた人が考えることのできるような頭の柔らかさを持ってもらえることを期待しつつ、根気強く、こうした情報を出し続けていきます。


放射能は消えない

このところ、海への放射能汚染のニュースが目立つようになってきました。

東京湾の海底土のセシウム、7か月で13倍に 

常識で考えればわかることなのですが、人工の放射性物質は溶けたり、消えたりは決してしません。
「半減期」という言葉があります。
セシウム134の半減期は2年、セシウム137の半減期は30年です。
この半減期とは、このスパンで半分の数値になるとしても、残りの半分が半減するには、また同じ年数をかけなければいけないのです。
さらに、加えると、今回のフクシマの爆発では、広島に投下された原爆の20個以上の放射性物質が拡散しています。

これらの放たれた放射性物質が最初は山に降り落ちたとしても、雨が降ればやがては河川に流れ、河川から海へと流れていきます。
今、東京湾の海底にはホットスポットができています。
京大の小出先生も、東京湾の汚染を指摘しています。
東京湾に注ぐ江戸川や荒川の河口付近は900ベクレル近くの値がでているそうです。

福島第一が終息したと思ってもいけません。
相変わらず第一からは放射能が垂れ流しとなっていますし、今、この瞬間も海を汚染し続けているのです。

こうなると海の生き物にも当然、汚染は進んでいると考えられるのはしごく常識的な流れです。
海の中で行われる食物連鎖の中で、放射性物質は濃縮されてゆきます。
魚介類のライフスパンは陸の動物より短いものも多く、それゆえ濃縮の速度が速くなるのも不思議ではないでしょう。

ここまで海や海の生物たちを汚染した責任は、東電や政府はもちろんですが、それを許してきた私たちにもあります。フクシマに全く終息のメドがたっていないのに、大飯原発の再稼働をすすめようとしたり、いまだに原発推進をしようとする動きがあるのは、一体どういう理由なのでしょうか。
私たち一人一人が、「もう原発はいらない」という意志を示し、いままで大量に無駄遣いしてきたエネルギーを節約し、大切に使うよう、まずは、自分達のマインドをリセットする必要もあるように思います。

東京湾の海底土のセシウム、7か月で13倍に

東京湾の海底土のセシウム、7か月で13倍に

読売新聞 5月13日(日)20時14分配信

 東京湾の海底土に含まれる放射性セシウムが、昨年8月から約7か月間で1・5~13倍に増えたことが、近畿大の調査で分かった。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出されたセシウムが、河川から東京湾に流れ込んだとみている。

 同大の山崎秀夫教授(環境解析学)は今年4月2日、荒川の河口付近など東京湾内の3か所で海底土を採取し、分析した。深さ1メートルまでの土に含まれるセシウムの量は1平方メートルあたり7305~2万7213ベクレルで、昨年8月20日の調査結果(同578~1万8242ベクレル)を3か所とも上回った。

 海底面から深さ6センチまでのセシウム濃度は1キロ・グラムあたり321~397ベクレルで、やはり8月20日の調査結果(同75~320ベクレル)を上回った。河川の泥にたまったセシウムが少しずつ東京湾に流れ込んでいるためとみられる。

最終更新:5月14日(月)7時26分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120513-00000617-yom-sci&1336907648

着々と表出する海の放射能汚染

少し前ですが、グリーンピースが行った食品放射線調査で、ブリやカツオから放射線物質が検出されています。
福島第一は相変わらず放射能を垂れ流し続けています。日本のメディアははっきりと報道しませんが、海外のメディアがすでにドキュメンタリーで調べ上げています。

グリーンピース食品放射能調査
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20120229_fish.pdf

相変わらず、日本だけが情報までも島国状態です。

私はいつも日本は本当に特異な国だなと思います。周りを海で囲まれているという地形だけでなく、国民の多くがまだまだ英語を理解できないということから情報鎖国状態でもあります。
お隣、韓国のほうが、英語力に関しては力があります。
北朝鮮、中国、ロシアと陸続きで、歴史上、他国から攻められることも多かったからでしょう。
70ー80年代にかけて多くがアメリカに移住したという歴史的背景があることも一因でしょう。
とにかく、日本ほどいろんな意味で「守られている」国はないなと、感じます。

野菜だけでなく、魚介類も産地を確認してから買う必要があるのは言うまでもないでしょう。しかし、産地を偽って表記していることもあれば、水揚げされた港名が記載されるため、収穫した地域とは異なることもあると言います。こうなると、何を信じたらいいのだろうかと思わざるを得ません。

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