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とうとう、大型魚からも放射性物質が検出

遅かれ早かれいつかは聞くことになるニュースだと思っていましたので、やはり、という感じです。日本は魚介類の消費量が多いですし、商業者への配慮もあってか、オープンにしたがらないニュースだと思っていたら、やはり、海外から先に報道されました。


<セシウム>米のクロマグロから検出 福島沖から回遊か

毎日新聞 5月29日(火)4時0分配信

 東京電力福島第1原発事故で流出した放射性セシウムが、米カリフォルニア沖で捕獲されたクロマグロから検出されていたことが、米スタンフォード大のチームの調査で分かった。「放射性物質が海洋生物に取り込まれて広がっている証拠」と指摘している。29日付の米国科学アカデミー紀要に発表した。

 チームは昨年8月、カリフォルニア沖でクロマグロを捕獲し、放射性セシウムの濃度を調べた。その結果、15匹のクロマグロで1キロ当たり最大10.3ベクレル、最小でも同2.9ベクレルだった。半減期が約2年と短いセシウム134が検出されたことから、福島由来と断定。日本政府が定める食品中の放射性物質濃度(1キロあたり100ベクレル以下)より低いが、事故前の濃度の10倍以上だった。

 クロマグロは太平洋を回遊する大型魚類だが、黒潮に乗って成長しながら米西海岸まで達する場合もある。チームは、捕獲したクロマグロは事故後、福島県沖で餌を通して放射性物質を取り込んだ後、米沿岸に達したとみており、「日本近海に生息して広範囲に移動するカメ、サメ、海鳥などが放射性セシウムを拡散させるかもしれない」と指摘する。【神保圭作】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120529-00000015-mai-soci


もともと、クロマグロは絶滅の危機が叫ばれていた種だったので、私個人としては、「これで彼らは絶滅の危機を逃れられるようになったかもしれない」という思いもありますが、放射能に汚染されなければ絶滅回避ができなかったという事態って、一体どうなんでしょう。

今回の放射能の問題は、私たち人間が自然を大切にせずに、自分達にやりたい放題やってきたことへのしっぺ返しの一つなのではないかと感じています。

ここでは、サメやカメについても触れていますが、近い将来、大型のイルカやクジラ種からも、セシウムなどの放射性物質が検出されるでしょう。

これから、私たちが食べられるものがどんどんと食卓から消えていくことになるでしょうが、その種は、実は私たちに人間が生んだものだということを忘れず、自然と共生していく方向に向かっていきたいものです。



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