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イルカウォッチングは、Win&Winのビジネスモデル 

昨日(3月1日)の午後10時から、マイアミのラジオ局で番組を持っているジョーさんと富戸の光海丸の石井泉船長との電話インタビューが行われました。

Interview with Izumi Ishii, former dolphin hunter, now Dolphin & Whale tour guide in Futo, Japan

及ばずながら、石井さんの通訳として、私も参加させていただいたのですが、番組中、石井さんはいくつもの「なるほどなー」とうなづかされることを言っています。

まずは、イルカ猟よりイルカウォッチングの方がメリットがある、と明言しています。
その理由は、「猟をするには体力がいるが、いずれ猟師も年をとれば、その体力も衰えてしまう、そのときに、ウォッチングをしていれば、猟師(漁師)としての寿命も延びるし、いつまでも大好きな海の仕事に関わっていられるから」だというのです。

さらに、この方法だとイルカを無駄に殺さなくなるので、イルカの個体数が増え、さらに多くの種類のイルカを間近で見ることができるようにもなるでしょう。イルカが増えると、魚が減ると考える人もいるかもしれませんが、魚が減っているのは人間の乱獲や汚染のほうが大きな原因です。イルカが増えることが直接の原因ではありません。
イルカが増えると、当然ですが、より多くの人がウォッチングを楽しめるようになります。

また、ウォッチングに職業をシフトするとき、それまで猟に使っていた船を使えばいいので、初期投資の費用がかからないといったメリットも石井さんは挙げていました。

イルカは哺乳類です。哺乳類には感情があるといいます。
石井さんから、私が教わったことで、とても印象深いことのひとつに、「イルカは決して人を襲わない」というものがあります。
これは、石井さん自身の何十年の経験に基づいた発言で、自分達が猟をしていた間、一度たりともイルカたちに襲われたり、かみつかれたり、逆らわれたことがなかったそうです。
そして、それを石井さんは「それは、イルカ達の無抵抗の抵抗なんだよ」と言います。
彼らはいつの日か人間が彼らと一緒に共存していくよう、目が覚めるのを“無抵抗の抵抗”でもって待ってくれているのでしょうか。

温和な彼らは、きっと豊かな感情を持っていることでしょう。
それだけに、殺されるときの苦しみや痛みも人間と引けをとらないほどに持っているはずです。
(ここでは、イルカの話をしているのであって、別の動物だったら良いという話をしているわけでもありませんので、ご理解ください。)

イルカウォッチングが誰にとってもWin-Winのシチュエーションをもたらすのだということは、私たちが持つ大切な知識です。
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コメント

お疲れ様でした。今ね、伊東市ではインバウンドとか何とか言うらしいのですが、外国の方々を招きいれようとしている政策をしています。そこでね・・・、ラジオの成果が表れてくれたら、イルカ・クジラに関する外国の方々を呼んだとしても喜ばれることはあっても、拒否する理由はありませんねぇ。とかくイルカの外国人というと伊東も警戒心が強く感じられるので、こうなったらジャンジャン来てもらいましょうよね。

それは嬉しいニュースですね。

そうですね。ジャンジャン来てもらいましょう。私も精一杯協力します。

市でもってそういう動きがあるのならば、それは是非活用しましょう。外国人にどんどん来てもらいましょうね。

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